* ミニチュアダックスのチョコタン、ちゅら君里帰り
昨日のドッグウッドでの保護活動の続きです。

仙台をお昼過ぎに出発して、向かった先は宮城県石巻市北上町。
ブログをいつもご覧頂いている方なら、ピンと来たかもしれませんが、
ミニチュアダックスのチョコタン”ちゅら君”をお渡ししたお客様の所です。

googleで安否情報が確認出来た後、避難所から衛星電話(当時)で
お電話を頂きました。お渡ししたちゅら君も一緒に避難していました。
安否情報の登録前に住所をマップで見たら、絶望的な場所に思えたので
まさかちゅら君まで助かっているとは、思いもしませんでした。

これは後で聞いた話なのですが、地震の時、お爺様と一緒に自宅にいて。
最初の地震の後、津波が来るかもと言う事で2階に上がり
そしたら1階は津波に襲われて、2階の部屋にも浸水してきたのですが
たまたまいた部屋は浸水から逃れて水が引いた後、お爺様が
ちゅら君を連れて高台に避難して、奇跡的に助かったそうです。

避難所で犬連れでは不都合があるのではないかと思い、
しばらくこちらで保護をする事を申し出たのですが、『理解のある避難所で
今の所大丈夫で、お気持ちだけで十分です』と言う話でした。

仙台まで行くんだから人と犬の物資を持って、仙台から2時間程度の
石巻まで行ってしまおうかと思ったのですが、こちらから電話連絡も出来ず
それ以前に、どこの避難所にいるのかも分からなかったので、
仙台に行く旨をgoogleに書き込みをしておいて、住所からこの辺りの
避難所じゃないかと予想をし、後は出たとこ勝負で行ってみよう・・・と
無謀にも思っていた所、3日位前になって、書き込みをご覧になった
飼い主さんからお電話を頂きました。

『その後事情が変わり、どうしてもちゅらを飼っていられなくなってしまった』
と言うご相談を頂いて、引き取りに伺う事にしました。


仙台から石巻に向かう際に、ドッグウッドの我妻さんから、『夕方の三陸道は
今は大渋滞するから16時〜20時位までは避けた方が良いですよ』
と言う情報をもらっていました。15時までには伺ってちゅら君を引き取って
帰るつもりでいたのですが、カーナビの指示に従ったばっかりに、
大幅に遅れてしまいました・・・。

バカーナビ!!

まるでお前は、避難所に100人いて、物資が99個しかなければ
物資を渡さないお役所のような融通の利かないバカだ!!

そんな事を思いながら、今度はカーナビの指示を無視して走ったら
南三陸町の方まで行ってしまいました。(運送屋やピザ屋でアルバイトを
していた事があるので方向音痴じゃないのですが(苦笑))


山を下り、何か明るいと思った先の光景は・・・瓦礫の山でした。
TVや新聞雑誌等のメディアで見るよりも、遥かに衝撃的な光景。
まさに・・・息を呑む・・・と言う事を実感しました。

左手で車のハンドルを握り、右手には一眼レフカメラ。
鉄骨だけ残った南三陸町の防災無線、公立志津川病院、サンポート
建物の基礎だけしか残っていない光景・・・。多くの人が、きっとメディアで
一度は見た事がある光景を目の当たりにして、たくさん写真を撮りました。

今朝まで、その写真をブログに載せるつもりでいたのですが、
被災地に入り、写真を撮りました的な事はどうなのかな・・・と思い
多くの写真は、ブリーダーブログでは割愛する事にしました。


南三陸町から南下して、海沿いの道を走り、


北上町十三浜崎山と言う所に向かう途中で、通行止めに遭ってしまい
カーナビさんを頼り、迂回して向かう事になったのですが
その道は車一台が通るのがやっとの道



対向車が来たら、どうしよう?と思ったのですが


対向車とすれ違う事もありませんでした。


大きな地震が来て、がけ崩れがあったら、おしまいかも・・・と思いながら
雪の残る山道を走っていたら


ポツンと温泉地


追分温泉と言う所でした。


温泉地を抜け、北上町女川と言う所に出て来ました。
川と地名に付くだけあって、すぐに小さな川があったのですが
ここでも津波の爪痕があり、瓦礫の山、ガードレールは無くなっていたり
車はあちこちでひっくり返っていました。

何となく自衛隊の車の後をついて走っていたら


読売新聞の記事になっていたお地蔵さん。


そのまま自衛隊の車について行ったら、避難場になっている
高台の北上中学校に来てしまいました。
津波の被害に遭った家が写っているのですが・・・スミマセン。


国道398号線。


写真の右側は北上川です。


好んでこういう場所を通っているのではなく、ここしか向かう道がありません。


この辺はガードレールがない状態。


道の両側に、瓦礫の山。


この辺りは、土嚢が積まれていたのですが


前日の雨雪のせいか、増水した川で危険な状態でした。



津波に持ちこたえた桜の木。


所々、車のすれ違いも大変な道がありました。


避難所までもうすぐと言う所で、電柱が倒れていて通行止め


と思ったら、橋が流されていました。



何とか避難所の石巻市北上子育て支援センターに16時過ぎに到着。
お嬢さん達とお婆様がいて、ミニチュアダックスのちゅら君を
引き取らせて頂きました。もちろん私の事は覚えていなくて、
警戒され吠えられました(苦笑)


お母様が17時までお仕事があって。時間通りに来ていれば、
お会いする事無く、渋滞を避けるために早々に帰っていた所でしたが、
もう帰りは何時になってもいいやと思い、仕事場の中学校に向かいました。
10分程でしたが、お会いして話をする事が出来て良かったです。

住環境が落ち着いたら、ちゅら君を迎えに来られます。


北上中学校にて、仮設住宅が急ピッチで建設されていました。


自衛隊の車やトラックなど三陸道では予想以上の渋滞でした。
ドッグウッドのアパートでは4時間ほどしか寝ていなかったので、
東北道に入ってから睡魔に襲われ、2回パーキングで仮眠をして、
21日の朝8時過ぎ、無事に帰宅出来ました。


(有)A HAPPY DOG LIFE 竹内大二


JUGEMテーマ:被災した犬の保護活動
 
2011.04.22 Friday * 23:56 | ちゅら君 | - | -
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